WINE LIST

ワインリスト

ワイン造りである農作業に集中するため、Domaine Takahikoからお客様への直接販売は行っておりません。
本当に申し訳ございません。ご協力の程、よろしくお願い致します。
しかし、私のワインを飲んで頂けるお客様と、できるだけコミュニケーションも取りたいと思っております。
イベントの案内など、お知らせもしたいと思いますので、興味がありましたら、Domaine Takahikoのメール会員への登録をお願い致します(メールでお申し込み下さい)。
また、ファイスブックやツイッターでも日々の情報を公開しております。
ナナツモリ ピノ ノワールがドメーヌタカヒコのフラッグシップワインとなっております。

はじめに

ワインは自我の塊だと私は思っております。
ワインの味や香りはテロワールにも大きく影響されますが、それよりもまして「人」によって大きく影響されます。
なぜなら「自然と人」との関係に対する栽培・醸造家の哲学がワインの味に大きく影響するからです。

ナナ・ツ・モリとは

この畑はかつて、7種類の果樹が育つ果樹の森でした。
その畑の歴史を後世に伝えるために、ナナ・ツ・モリ(七ツ森)と言う名前が付けられたました。
現在、ナナツモリの畑はドメーヌタカヒコが所有しており、ピノ ノワールだけが栽培されております。
この畑の全てはビオ(有機栽培)で管理されており、ラベルにはドメーヌタカヒコと明記されております。

ヨイチノボリとは

北海道余市町登地区で栽培された葡萄のみを使用し、醸造されたワインです。
ドメーヌものでなく、私が尊敬するヴィニョロンより購入した葡萄を用いて、私が醸造したワインです。
これらワインのラベルには、「Domaine Takahiko Soga」と明記されておりません。
「Takahiko Soga」とだけ記載されています。

シンボルマークについて

マークとなっている家紋は、「5・3の桐」を「5・3の葡萄(ピノノワールの葉)」に私がアレンジしたものです。

ドメーヌ タカヒコ ナナツモリ ピノ・ノワール 2022
Nana-Tsu-Mori Pinot Noir 2022

ドメーヌ タカヒコ ナナツモリ ピノ・ノワール 2022

ドメーヌタカヒコが所有する6.7haの畑「ナナツモリ」。ビオによりピノノワールが栽培されている。
2019年以降の余市は、ブルゴーニュ北部の平均積算温度を記録し、2022年も積算温度1366を記録した。
開花前後の7月の雨量が例年より少なく、気候も暖かく順調に結実し、理想的な収穫量を得ることに繋がった。ベレゾンが始まる8月の雨量が多かったものの、9月、10月と雨量が少なかったために、糖度、色、収穫量ともに理想的なブドウの収穫が出来た。おそらく多くの人は、2021年を愛でると思うが、私は2022年の方がタカヒコらしい唯一無二のスタイルだと感じている。

2022VTはナナツモリらしい全房からくるスパイシー香があり、過去のヴィンテージとは異なり、イチゴや黒系だけでなくフランボアーズの赤系果実の香りが表面に出ている。
また、ALCとタンニンのバランスも良く、色調もしっかりしている。果実味の中にスミレなどの草花の香り、そして落ち葉やキノコの香りも感じられ、立体的な森の香りの世界が構築されており、旨味を伴う余韻も非常に長く心地よい。
キュベゾンは48日と長く、100%全房による発酵。発酵に関与する微生物(野生)が心地よく発酵できる環境を整えるため、亜硫酸は使用しない。熟成には古樽を用いるが新樽も15%使用。
香りは森の中の香りをイメージし、ビーツ、マツタケ、レモンバーム、梅、トリュフ、ストロベリー、ミント、マツヤニ、鰹節、チェリー、黒スグリ、スミレ、クローブ、白檀、紅茶、昆布など様々な香りが広がる。
尖った酸があることが特徴の年で、例年より長い熟成が必要とされる。抜栓は瓶詰ショックから安定する2025年の1月まで待って頂きたい。
理想は4年以上熟成させてからの抜栓。涙を流せる感激の世界が待っている。

セパージュ ピノ・ノワール100%
熟成期間 12ケ月樽熟成(85%古樽、15%新樽)
発酵 合成樹脂タンクにて全房発酵
酵母 野生酵母
亜硫酸 なし
瓶詰本数 12,000本
ALC 12.0

ナナツモリ ブラン・ド・ノワール 2021
Nana-Tsu-Mori Blanc de Noir2021

ナナツモリ ブラン・ド・ノワール 2021

理想的な貴腐(ボトリチス)に感染したナナツモリのピノノワールを粒単位で収穫し造られたナチュラルな辛口スティルワイン。
そのため、貴腐が発生しない年は生産量が大幅に落ち、醸造されない年もある。
2021年は天候に恵まれ、収穫直前まで貴腐の発生は殆ど見られなかったが、収穫直前になり貴腐が多発したため、昨年同様にBDNの生産量が多いヴィンテージとなった。
甘口またはハイアルコールになることを避けるため、発酵前に健全果汁で希釈していたが、2020年からそのまま発酵を行い、辛口でボリューム感のあるワインを目指した。
約14日間の収穫期間中は低温で浸漬を行い、収穫最終日に搾汁、そのまま亜硫酸なしで野生酵母にて発酵を行う。発酵終了後、古樽にて亜硫酸無添加のまま約1年間樽熟成。
香りにはナッツ、落葉、蜂蜜、ミント、シトラス、トリュフ、バター、天津甘栗、白桃、ベッコウ飴、紅茶、オレンジマーマレードなどの香りが広がる。
2021VTは酸もあり、ALCが15.5と非常に高いのが特徴。余韻は長く、口当たりが非常に優しいがミネラルも強く感じられる。
BDNは様々な食材にマリアージュし、チーズ、鳥レバー、しゃぶしゃぶや天ぷらなどの日本料理にもお勧め。和菓子や洋菓子にもマッチする。
2021年は2020年同様にBDNにとってのグレートヴィンテージであり、素晴らしいワインに仕上がっている。
瓶詰時に亜流酸が添加させているため、抜栓は2024年4月頃までは待って頂きたい。
理想は4年以上熟成してからの抜栓。生産本数が少ないため、多くの方とグラスワインなどでシェアして飲んで頂けることを期待する。

セパージュ ピノ・ノワール100%
熟成期間 12ヶ月 樽熟成(古樽100%)
発酵 合成樹脂タンクにて全房発酵
酵母 野生酵母
亜硫酸 瓶詰前に添加
瓶詰本数 2,300本
ALC 10.5

ヨイチノボリ パストゥグラン (2022)
Yoichi-Nobori Passetoutgrain (2022)

ヨイチノボリ パストゥグラン (2022)

余市を代表する赤系品種「ツヴァイ」は、力強い骨格とガメイ種の様な華やかで豊かな果実味を備え持つ。
このワインは、そんなガメイ種とピノノワールを主体にしたブルゴーニュのパストゥグランをイメージして醸造した。
ツヴァイが持つブラックチェリーやハーブ香とピノノワールが持つイチゴやキノコ、ミント、クローブの香りの絶妙なバランスを楽しんで頂きたい。
2022年はピノノワール70%・ツヴァイが30%。スパイシーな香りの中にブルーベリーなどの黒系果実香も高く、柔らかく繊細で複雑な香りを持つワインに仕上がっている。
原料は全て余市町登地区の「三氣の辺」のブドウが用いられ、特徴としてブラックチェリー、フランボアーズを感じさせる果実味の中にスミレやユリなどの草花の香り、そしてマツタケの香りが感じられる。ワインは複雑で立体的な森の香りの世界が構築されており、心地よい苦味と酸味と共に旨味を伴う余韻が広がる。
また、2022年は「三氣の辺」の所有者と栽培責任者が変わり、初めて栽培されたブドウだったため、亜硫酸を瓶詰直前に15ppmだけ添加している。
5年以上寝かしたヨイチノボリ・パストゥグランを飲むことがあるが、熟成させることにより素晴らしいワインに進化を遂げている。
2022VTは比較的、尖った酸が特徴的なワインなので、今飲んでも魅力的なワインだが、瓶熟による変化を楽しんで頂きたい。
このワインは自園の葡萄100%のワインではないため、ラベルにはドメーヌタカヒコの明記はなく、タカヒコ ソガとだけ明記されている。
抜栓は2025年の1月まで待って頂きたい。理想は3年以上熟成させてからの抜栓。

セパージュ PN70%、ツヴァイ30%
熟成期間 12ケ月 樽熟成(古樽100%)
発酵 合成樹脂タンクにて全房発酵
酵母 野生酵母
亜硫酸 あり(15ppm)
瓶詰本数 2,800本
ALC 11.5

購入について

家族だけで作業している小さなドメーヌであるため、Domaine Takahikoからのワインの直接販売は行っておりません。
ドメーヌには小さな蔵があるだけで、ショップなどはありません。
以下の契約販売店様だけで販売を行っております。
各酒販店様へお問い合わせをお願い致します。

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